検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年
検索結果: 5 件中 1件目~5件目を表示
  • 1

発表形式

Initialising ...

選択項目を絞り込む

掲載資料名

Initialising ...

発表会議名

Initialising ...

筆頭著者名

Initialising ...

キーワード

Initialising ...

使用言語

Initialising ...

発行年

Initialising ...

開催年

Initialising ...

選択した検索結果をダウンロード

論文

Measurement of the spin and magnetic moment of $$^{31}$$Mg; Evidence for a strongly deformed intruder ground state

Neyens, G.*; Kowalska, M.*; Yordanov, D.*; Blaum, K.*; Himpe, P.*; Lievens, P.*; Mallion, S.*; Neugart, R.*; Vermeulen, N.*; 宇都野 穣; et al.

Physical Review Letters, 94(2), p.022501_1 - 022501_4, 2005/01

 被引用回数:157 パーセンタイル:95.98(Physics, Multidisciplinary)

N=20の魔法数(すなわち魔法構造)が不安定核で消滅することは知られているが、魔法構造が消滅する核がどの範囲にわたって存在するかについてはまだ実験的に確定していない。この論文では、魔法数がN=19核でも消滅するかどうかを見いだすことを目的とし、ルーベン大学のNeyens教授のグループによって$$^{31}$$Mgの基底状態のスピン及び磁気モーメントの測定を行い、その実験値の理論的解釈を原研らのグループでなされたモンテカルロ殻模型計算によって与えた。ISOLDE-CERNで不安定核$$^{31}$$Mgビームを生成,分離し、まず原子の超微細構造を測定することによってこの核の核スピンが1/2であることを決定した。さらにベータNMR法によって核のg因子を測定し、スピンの結果と合わせ、この核の磁気モーメントを-0.88355(10)$$mu_N$$と決定した。魔法数が消滅していないと仮定すると$$^{31}$$Mgの核スピンは3/2となるべきであることから、測定されたスピンは魔法数の消滅を強く示唆している。実際、モンテカルロ殻模型計算で詳しく解析すると、この核で魔法数が消滅しているという結果が得られ、この実験による磁気モーメントは計算のものとよく一致している。その比較から、$$^{31}$$Mgでは魔法数が消滅していることが明らかになり、魔法数消滅のメカニズムに関して大きな影響を与えた。

論文

Five-dimensional fission-barrier calculations from $$^{70}$$Se to $$^{252}$$Cf

M$"o$ller, P.*; Sierk, A. J.*; 岩本 昭

Physical Review Letters, 92(7), p.072501_1 - 072501_4, 2004/02

 被引用回数:154 パーセンタイル:95.59(Physics, Multidisciplinary)

周期律表全体にある原子核の核分裂障壁の高さを、現実的な巨視的-微視的模型により計算したものを示す。他の計算と比べて優れているのは以下の点においてである。(1)核分裂ポテンシャルの地勢学を記述するのに必要な、十分高い次元で密にとったグリッドの変形空間の使用,(2)この空間での曖昧さナシでの物理的な障壁の決定,(3)一体的な形状と2つの殻分裂片または2つの衝突核との分かれ目でのポテンシャルエネルギーの連続性を保証する模型の様定式,(4)その結果として、周期律表全体に渡る核の核分裂障壁と基底状態質量の決定。

論文

Evidence for magnetic-field-induced quadrupolar ordering in the heavy-fermion superconductor PrOs$$_{4}$$Sb$$_{12}$$

神木 正史*; 岩佐 和晃*; 中島 基樹*; 目時 直人; 荒木 新吾; Bernhoeft, N.*; Mignot, J.-M.*; Gukasov, A.*; 佐藤 英行*; 青木 勇二*; et al.

Journal of the Physical Society of Japan, 72(5), p.1002 - 1005, 2003/05

 被引用回数:199 パーセンタイル:97.23(Physics, Multidisciplinary)

重い電子系超伝導体PrOs$$_{4}$$Sb$$_{12}$$の磁場誘起秩序相(FIOP相)が、反強四極子秩序相であることを、冷中性子三軸分光器LTASを用いて、磁場中,超低温の中性子散乱実験を行うことによって明らかにした。この実験によって、FIOP相において、0.02$$mu_{B}$$の小さな反強磁性モーメントが誘起されることを観察した。平均場理論による解析から、この反強磁性秩序は、四極子モーメントO$$_{yz}$$の反強的な秩序によって誘起され、しかもその秩序にはO$$_{yz}$$間の反強四極子相互作用が本質的な役割をしていることが明らかになった。そのため、この秩序が磁場誘起反強四極子秩序であることが結論され、この秩序相が安定化するために、Pr-4f電子が$$Gamma_{1}$$一重項基底状態及び$$Gamma_{3}$$三重項第一励起状態を持つことを明らかにした。

論文

Electromagnetic transition probabilities in the natural-parity rotational band of $$^{173}$$Yb

大島 真澄; 松崎 昌之*; 市川 進一; 飯村 秀紀; 草刈 英栄*; 稲村 卓*; 橋爪 朗*; 菅原 昌彦*

Physical Review C, 40(5), p.2084 - 2090, 1989/11

 被引用回数:11 パーセンタイル:58.67(Physics, Nuclear)

タンデム加速器からの250-MeV $$^{58}$$Niビームを用いた多重クーロン励起により$$^{173}$$Ybの基底状態回転バンドを調べた。$$gamma$$-$$gamma$$同時計数からI=15/2からI=(27/2)までの7個の新しい準位を同定した。$$gamma$$線角分布から23/2までの$$gamma$$線分岐比、E2/M1混合比を決定した。また、ドップラー・シフト・リコイル・ディスタンス法により25/2までの準位の核寿命を求めた。準位エネルギー及びM1、E2転移確率には大きな指標依存性がないことがわかった。Rotating Shell Modelによる解析の結果、計算は実験を良く再現することがわかった。また$$gamma$$線の効果をspin-upとspin-down軌道で比較した結果、後者の$$^{163}$$Dyの場合には大きいのに対して、前者の$$^{173}$$Ybの場合には小さいことがわかった。このこともRotating Shell Modelで再現することがわかった。

論文

Signature dependence observed for M1 transitions between rotational levels besed on an f$$_{7}$$$$_{/}$$$$_{2}$$ single-particle state in $$^{1}$$$$^{6}$$$$^{3}$$Dy

峰原 英介; 大島 真澄; 菊池 士郎; 稲村 卓*; 橋爪 郎*; 熊洞 宏樹*

Physical Review C, 35(2), p.858 - 860, 1987/02

 被引用回数:9 パーセンタイル:44.86(Physics, Nuclear)

$$^{1}$$$$^{6}$$$$^{3}$$Dy基底状態回転バンドを多重クーロン励起により調べた。$$gamma$$-$$gamma$$同時計数、$$gamma$$線角度分布測定により17/2$$^{-}$$から27/2$$^{-}$$までの励起状態を新しく同定した。また13/2$$^{-}$$から23/2$$^{-}$$までの励起状態の寿命をドップラーシフト減衰法で測定し絶対転移確率を求めた。その結果、B(E2)は単純な粒子一芯結合模型で説明できるが、B(M1)に大きなずれ(指標依存性)が見出された。この現象は回転摂動効果によるものと考えられるが、f$$_{7}$$$$_{/}$$$$_{2}$$のような比較的小さい角運動量状態について見られたのは始めてである。また通常、回転摂動効果はB(M1)とエネルギーの両方に現れるが、この場合にはエネルギーの指標依存性は非常に小さいことがわかった。

5 件中 1件目~5件目を表示
  • 1